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<!-----当記事は、小説『日輪の遺産』および映画『日輪の遺産』の核心部分に触れています。-----!>

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(3)全開ガール [ドラマレビュー]

2011071401.jpg

『 全開ガール 』
第3回
( 2011年 フジテレビ 公式サイト
演出:谷村政樹 脚本:吉田智子 出演:新垣結衣、錦戸亮

『やまとなでしこ』(2000年)とのシンクロが鮮明になってきました。
このドラマが企画された発端はおそらくこういうことでしょう。
本作のプロデューサーが『やまとなでしこ』というドラマが大好きで、
企画が搾り出せない中、オマージュ的な作品で1クール埋めようとしたということです。
不純だなぁ・・・もちろんこれは私の推測ですけど、そもそもこのことはプロデューサーの脳内の話だし、
そんなことを公言するわけもないので、作品を観て導き出された視聴者の憶測はある意味「真実」だと思います。
つまり、本作はそう思われても仕方がない作品だということです。

そんな中、脚本を担当している吉田智子さんは、
根本的な制約の中で必死に『やまとなでしこ』との差別化を図ろうとしているように私には見えます。一般的な感覚として、
過去の名作ドラマとの類似という指摘の矢面に立たされるのは、プロデューサーではなく、脚本担当者の方ですから、
キャリアのある脚本家のプライドとしてそのような謗(そし)りを「全開」で回避しようとするのは当然のことでしょう。

本作の特徴をいくつか挙げてみると、ひとつは法律事務所を舞台としている点です。
吉田智子さんは、前作の『黄金の豚』を見てもわかるように専門的な要素をしっかりと取材して本を書ける方ですから、
主人公の弁護士という職業を絡めたエピソード作りには、注目していきたいと思っています。
今回で言えば、インラインスケートの欠陥を指摘するクレームに対して鮎川若葉(新垣結衣)が用いた解決方法とは、
実はまったく「法律」に基づいたものではありません。もちろん私はこの業界に明るいわけではないのですが、
弁護士の日常業務においては、いかに法的手段を駆使せずに紛争を解決するかということがとても重要なのかもしれません。
若葉がこの問題を「法律」ではなく、「親のしつけ」というキーワードで解決してしまったところに、
私はむしろ強いリアリティを感じてしまいました。職業モノのドラマでは、専門用語の羅列で
無理やり視聴者を納得させようとする脚本も少なくありませんが、私はこのエピソードを見てこの脚本に好感を持ちました。

もうひとつの特徴は、子供たちの存在とそのストーリ上の役割です。
以前、『きな子~見習い警察犬の物語』(2010年 小林義則監督)のレビューで触れたことがあるのですが、
子供という存在を大人との対比で見る時、子供の感覚というものが大人のそれよりも妙に説得力を秘めている場合があります。
これは一般論として、子供というものがあらゆる事象を簡略化して見ている(=複雑化できない)ことからくるもので、
余計な情報や経験則が介在しない分、大人よりも早く物事の本質に近づけるということが往々にしてあるようです。
本作で言えば、山田ビー太郎(高木星来)は山田草太(錦戸亮)が若葉を好きになったことにかなり早い段階で気が付いており、
これが草太自身の自覚よりも早かったところは、子供の鋭敏な感覚を象徴的にあらわしていると思います。
さらに今回で言えば、桜川日向(谷花音)が若葉のことを「純粋で世間知らず」と評したのは、まったく根拠のない話ではなくて、
この脚本は子供ならではの鋭敏な感覚に着目して、大人(主人公)を定義しようとしていることが窺えます。

私は、映画やドラマに登場する子供が「子供らしいか」、「子供らしくないか」で
その脚本のレベルはある程度計れると思っていて、子供の言動が大人のそれと大差がなかったり、
物語を展開させるために都合よく子供を大人びた存在に仕立てたりする作品には一気に冷めてしまいます。
私は、第1話で桜川日向が登場するシーンを観て、直感的に本作がその種の作品になるかもしれないと感じ取ったのですが、
初回のキスを巡る描写を見ても、それが杞憂だったどころか「子供らしさ」を巧みに利用した脚本だと思うようになっています。
また、若葉が日向のことを安易に子供扱いせずに対等な立場で会話しようとするところもおもしろい趣向です。

最後にもっとも重要なのは、主人公の鮎川若葉が「全開ガール」たる所以で、
彼女が何事にも全力で取り組もうとする姿勢は、ただ単にがむしゃらにというわけではなくて、
確固とした行動論理に基づいたある種の冷静さを秘めています。
そして特徴的なのは、主人公の一生懸命さのベクトルがひとつではないところです。
若葉の行動論理のベースには、結婚や仕事において勝ち組のステータスを獲得するという目的が存在しているわけですが、
実は自分自身の生き方に一本筋を通すというところも彼女の人生にあっては重要な要素のようです。今回で言えば、
「泥んこ開き」の中止を回避すべく、あえて価値観が相容れない(と思い込んでいる)山田草太との協調体制をとったのは、
泥んこ遊びが否定されることは自分自身が否定されるに等しかったからであり、その点は若葉にとって、
忌避していた草太との関係接近を受容してまでも、譲れない要素だったということです。
つまり、若葉の行動論理とそこからくる一生懸命さは一見して矛盾する二つの要素(=自分の過去と未来)で成り立っており、
その点がこのドラマならではの主人公の魅力であり、同時にこのドラマを面白くしていく要素だと感じています。

というわけで、結局このドラマが大好きな私ですが(^^;、
テレビドラマを取り巻く現状については、改めて一言申さずにはいられません。
今クールのフジテレビのドラマ枠4つのうち、ひとつは「続編」、ひとつは「リメイク」、ひとつは「オマージュ」ということになり、
結局、企画として「純オリジナル」と言えるのは『それでも、生きていく』のみということになります。
そして、その純オリジナル作品が最も視聴率が振るわないという状況は、まさに負のスパイラルです。
本当の意味での新企画が浮かばずに「続編」「リメイク」「オマージュ」に逃げたプロデューサーの方が評価されて、
挑戦的に新しい企画をひねり出したプロデューサーが泣きを見るなんてことがあっていいのでしょうか。
こんな状況が起こってしまうのは、ひとえにテレビ局が「視聴率」という指標にこだわり続けているからに他なりません。
近年のテレビドラマが慢性的に抱えている問題の本質は、視聴率が取れないことではありません。
新しい企画を生み出せないことにあります。フジテレビにおいても才能あるプロデューサーの枯渇はいよいよ深刻だし、
才能の芽が視聴率という価値観のみで摘み取られるとしたら、テレビの未来は暗澹たるものです。

関連記事 : (11)全開ガール (2011-09-24)
(10)全開ガール (2011-09-17)
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(4)全開ガール (2011-08-07)
(2)全開ガール (2011-07-20)
(1)全開ガール (2011-07-15)


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  • e97h0017e97h0017テレビ東京『IS(アイエス)』。藤尾隆監督ということでテレパック臭がムンムン。まずタイトルバックがダサい。今時クロマキーで風景合成とは。演出面を『鈴木先生』と比較すればその落差はプロと学生ほどのものがある。作り手の意識にテレビドラマはこの程度という決め付けが存在してないだろうか。07/23 13:20
  • e97h0017e97h0017フジテレビ『花ざかりの君たちへ』の視聴率が6.0%だって!?『マルモのおきて』の余勢が多少はあるのかと思ったが、初回から4ポイント以上も下げるとはちょっと深刻な事態じゃないだろうか。AKB人気にあやかろうとした安易な企画で、あらゆる面で前作に劣った単なるリメイクなら当然の結果か。07/23 15:11
  • e97h0017e97h0017古今東西リメイクがオリジナルを超えた試しはないとは言え、作り手は前作を凌駕するつもりで制作に臨むべきなのは当然の事。しかしその気概すらも感じられない作品だとしたらその存在価値は皆無である。そもそも同じディレクターでリメイクとは、じゃあ前作は何だったんだということになる。市川崑か。07/24 21:50

(2)全開ガール [ドラマレビュー]

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『 全開ガール 』
第2回
( 2011年 フジテレビ 公式サイト
演出:武内英樹 脚本:吉田智子 出演:新垣結衣、錦戸亮

こんなに気軽に楽しめるドラマは本当に久しぶりです。本作はとにかく大きな欠点がないドラマだと思います。
出演者、脚本、演出のどれをとっても素晴らしい仕事です。だから余計なことを考えずに安心してストーリーを追っていけるし、
難しいテーマを扱っているわけでもないから、終始リラックスして画面に対峙できます。
私はラブコメディというジャンルのドラマがそんなに好きなわけではないのですが、このドラマは大好きになってしまいました。

前回のレビューで触れた武内英樹監督のテンポのいい演出は今回も健在で、
例えば序盤、鮎川若葉(新垣結衣)と汐田そよ子(蓮佛美沙子)がいっしょに昼食を摂りながら会話するシーンは、
テーブルに向かい合って座る二人をカメラドリーで外周から捉えるショットに、
そよ子の台詞に対する若葉のリアクションを捉えたショットと前回の回想シーンを短くインサートしていくことによって
心地よいテンポを実現しています。また、このシーンは若葉の口元に付いたパンくずを捉えるショットから始まっており、
最初から観るものを画面にひきつける工夫がなされていることも付け加えておきます。
このシーンはすごく巧妙なカメラ割がなされているので再度ご覧になれる方は注目してみてください。
前回紹介した保育園のシーンもそうですが、こういう複雑なシーンを構成するのは本当に大変な作業だと思うので、
できれば毎回スポットライトを当てていきたいと思います。

今週は、このドラマのストーリー上の方向性がかなり見えてきました。
もちろん大雑把に言えば、若葉が山田草太(錦戸亮)とくっつくかどうかというところがストーリー上の大きな焦点ですが、
重要なのはその過程をどのように見せてくのかということです。
私はこのドラマの表現上の核とは、若葉が真逆の価値観を持つ草太との交流の中で、
「幸せ」というものに対する価値観を転換させていくところにあると思っていて、
若葉の人間的成長の末に真の幸せが彼女に訪れるというのが大きな流れだと考えています。

今回で言えば、手作り弁当のエピソードにそのことが集約されていて、
若葉が落として台無しになった手作り弁当を草太が復元するというその「無償の優しさ」は、
法律とお金だけを信じて生きてきた若葉には到底理解できない種類のものだったはずです。
しかし、そんな若葉でも桜川日向(谷花音)の感謝の言葉に接してその心が大いに動きます。
そんな若葉の気持ちをこの台詞に織り込ませているのは見事でした。

 「これは、クマです」

お弁当のキャラクターをねずみと勘違いした日向に対して、
若葉は揺れ動く気持ちを隠すかのように、静かにこれを訂正します。
いつもの若葉だったらどうでしょう、全力でこれを打ち消したに違いありません。
そして、自分の行為を誰かに感謝してもらえたという状況におそらく生まれて初めて接した若葉は、
自分も草太に感謝の気持ちを伝えなければならないと、衝動的に走り出すのです。
このあたりの若葉の行動は普段の理屈っぽい言動とは違って、「感情」に支配されたものであり、
人間的にはある種純粋培養されてきた(=世間知らずとも言う)女の子の片鱗を初めて見せた瞬間だったと思います。
このときの若葉の感情が汐田そよ子の姿を目の当たりにすることによって一気に冷めてしまうところは、
とても興味深い趣向で、つまり若葉自身は当然無自覚ですが、彼女を我に返らせたのは「嫉妬心」だったわけです。

 「あんな汚いお弁当を届けたのは嫌がらせですか」
「は?ネズミなわけないでしょ」

完全にいつもの若葉に戻ってしまいました。でも実は、若葉は草太を通じて
彼女が知らなかった、あるいは軽視してきた「感謝」という価値観を思い知ることで、人間的には大きく成長しているのです。
彼女の成長は一見遅々として進まないようにも見えるかもしれませんが、
これこそがこのドラマの肝となる要素なんだと思います。これは若葉と草太の関係にもまったく同じ図式が当てはまり、
「若葉の人間的成長」と「若葉と草太の関係」がゆっくりと、時にもどかしく描かれるのがこのドラマだと思います。
と言っても、ラブコメなので、あんまり難しく考える必要もありませんけど(^^;。

いずれにしろ、ある程度の確信を持って以上のような深読みが可能なのは、
主人公の人格を形成したに違いない彼女の生い立ちが第1話においてしっかりと描写されていたからであり、
本作は、第2話にして早くも主人公に感情移入するのに十分な根拠を提示している優れた脚本だと言えます。

そういえば、今週は初めてタイトルバックが放映されましたが、そんなに手が込んだものではなくて私は好感を持っています。
前回、演出面から言及したアクティブな主人公を終始表現しているところは、
この作品の顔となるのに相応しい雰囲気を持った映像になっている思います。
それと本作の主題歌およびエンディングテーマは「月9」としては久々に作品のテイストにはまったとてもいい選曲だと思います。
もっともエンディングテーマについては必ずしも製作者が「選曲」したわけではないと思いますが。

関連記事 : (11)全開ガール (2011-09-24)
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(1)全開ガール [ドラマレビュー]

2011071401.jpg

『 全開ガール 』
第1回
( 2011年 フジテレビ 公式サイト
演出:武内英樹 脚本:吉田智子 出演:新垣結衣、錦戸亮

本作に対しては多くは期待していませんでしたが、無性に本編をもう一度観てみたいという思いに駆られてしまいました。
そう思わせる理由が二つあって、ひとつは俳優さんたちが熱のこもった魅力的なお芝居を披露してくれていること、
もうひとつは武内英樹監督の緻密な仕掛けにあふれた演出的テクニックで、私はそれらを再度確認してみたくなりました。

武内英樹監督といえば、私は真っ先に『神様、もう少しだけ』(1996年)を思い出してしまうのですが、
近年では、『のだめカンタービレ』(2006年)の演出を手がけた方といえばとてもわかりやすいと思います。
「のだめ」を初めて観た時は、私にはこれが武内監督の演出だとはにわかには信じがたかったのですが、
シリアスからコメディまでジャンルを問わず、フジテレビでは一二を争う技巧派の監督という認識で間違っていないと思います。

本作を観てまず感じるのは最初から最後まで画面から目が離せないテンポの良さで、
これは完全に編集の巧さから来るものだと思います。以前にもどこかで書きましたが、
近年は深い意味もなく細かいカット割をすることが演出だと思っているドラマ監督がとても多くて、
私はそんな映像を目にすると、ただの「監督の自己満足」という言葉で一刀両断することが常でした。
本作を改めて丁寧に観てみると、シーンによっては細かいカット割が施されていることに気が付きますが、
初見の私は、それを「監督の自己満足」と感じるより前に、グイグイ画面に引き込まれてしまっていたようです。

カット割が自己満足で終わっている監督と武内英樹監督の差をわかりやすく言えば、
そのシーンにおいて細かく映像を切るという演出を選択する明確な理由が存在するかしないかであり、
カット割にしっかりとした意味づけがなされていなければ、それが監督の自己満足と言われても仕方がないところでしょう。
武内監督が細かく映像を切っていくカット割によって何を実現しているのかといえば、観るものを惹きつける軽快なテンポです。
台詞のお尻でそれはそれはうまいこと映像を切って次の台詞に繋げていくんですね。

再度鑑賞できる方には改めて注目していただきたいのですが、
例えば、序盤、鮎川若葉(新垣結衣)と山田草太(錦戸亮)が一緒に保育園を訪れたシーンでは、
花村仁(竹内力)と花村うらら(皆藤愛子)を交えた4人の会話から思わず目が離せないような仕掛けがなされています。
このシーンは、若葉に対して他の3人が保育園のルールなどを説明するという意味合いがあって、
それらのひとつひとつの説明に対する若葉のリアクションが短い台詞で添えられています。
この若葉のリアクションを短いカットで巧みに散りばめることによって、このシーンに
観るものを飽きさせない軽快さと若葉の冷淡かつ堅物なキャラクターを見事に織り込むことに成功しています。
私は2度目に観たときに、このシーンは本当によくできているなぁと感心し、3度目で編集の巧さにしびれてしまいました。
ひとつひとつのカットにしっかりとした意味が込められている「美しいカット割」を久々に見た思いです。
大した意味もなく映像を切り刻んでいるドラマ監督に見習って欲しいシーンでした。

他にも若葉と草太が初めて出会う電車内のシーンで施されているコマ落としの編集なども、
ちょっと普通のディレクターには真似できない高度なテクニックだと思います。
そのまま主題歌が導入してタイトルインするという、とてもキャッチーなオープニングに仕上がっています。

さらに、映像表現を離れたところでも、武内演出は冴え渡っています。
主演の新垣結衣ちゃんをこんな風に撮った監督は初めてでしょう。
とにかくガッキーを動かす・・・動かすことによって彼女の新しい魅力をとてもうまく引き出していると思います。
序盤から彼女が走りまくっているのも驚きましたが、それよりもあれは何ですか。
桜川昇子(薬師丸ひろ子)から最初の仕事をもらうときの喜びを表現したと思われるあの動きは何なんだ!?

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個人的にはちょっと度肝を抜かれたところがあるんですけど(^^;、
新垣結衣ちゃんが割りとさらっとやってのけているところに彼女の女優としての成長を見た気がしました。
こういうことやる子でしたっけ?いつのまにか本作のようなコメディにもすんなり馴染める女優さんになっていたんですね。

演出面を中心にレビューしてみましたが、ストーリーも楽しいですよね。
台詞で物語を展開させていくタイプのドラマですけど、
第1話からとても多彩で個性的な登場人物それぞれのキャラクターがしっかりと固まっていて、
ひとつひとつの台詞に登場人物の息遣いを感じます。俳優さんたちも早々に役柄をしっかりと手の内に入れていて、
レベルの高い仕事をされています。ラストシーンの方言でのやり取りなんかは本もお芝居も秀逸でした。
一見、漫画原作があるような気すらしてしまうんですけど、オリジナル脚本なんですよね。これは本当に素晴らしいことです。
『クローズド・ノート』(2007年)や『岳-ガク-』(2011年)を書いた吉田智子さんですから今後の展開にも安心感があります。

最後に、下の動画は番組宣伝用のVTRなんですけど、
それにもかかわらず「是非見てください!」的な要素がまったく感じられないところが面白いです。
新垣結衣ちゃんはこのドラマでも相変わらず媚びないんですよね。
このVTRを観ても本作の演出陣が彼女の女優としての特性をよく理解した上で撮影に臨んでいることがうかがえます。
どうしてかわからないけど、何度観ても楽しいんだよなぁ、これ・・・。
普段走ったりするイメージがない子が一生懸命走っている姿ってそれだけでほんわかするのかもしれません。

<付記>
見逃した方、再度ご覧になりたい方に朗報です!
本日、深夜25:05~「金キラ☆ナイト」にて再放送の予定があります。ただし、関東ローカル。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/zenkai_girl_r/index.html

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