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(10-3)流れ星 [ドラマレビュー]

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( ポニーキャニオン / ASIN:B0045UADVM )

『 流れ星 』
最終回
( 2010年 フジテレビ 公式サイト
演出:宮本理江子 脚本:臼田素子、秋山竜平 出演:竹野内豊、上戸彩、松田翔太、北乃きい、稲垣吾郎

この『流れ星』が行間を読ませるドラマだということにはこれまでも言及してきましたが、実は最終回には行間どころか、白紙のページが挟まっていて、この白紙を想像して「読む」ということは、決して無粋なことではないし、このドラマを語る上で避けては通れない作業だと思うようになりました。それは、このドラマを作った人たちの熱い真摯な想いを感じ取ったからです。

前回のレビューで、監督が俳優さんのお芝居を信頼して撮影に臨むことによってこのドラマを大成功に導いてくれたということに触れたのですが、私は、このドラマの作り手が信じていたものがもうひとつあるのではないかと考えています。それは我々、視聴者です。作り手の心理として当たり前のことですが、自分が作り上げたものが最終的にどのように受け止められたのかということはとても気になるものです。そもそもドラマ製作の目的は、作り手が意図したあるテーマを表現し、それによって感動を生み出すことであり、それが視聴者に伝わり、何かを感じてもらわなければ意味がないのです。

とは言え、不特定多数の受け手を想定しなければならないテレビドラマは、表現のさじ加減が非常に難しいのだと思います。説明不足とか難解なものは論外だし、表現が押し付けがましいテレビドラマも視聴者はしらけてしまい、言葉足らずも過剰な表現も視聴者を惹きつける要素とはなりえません。ただ、ひとつ言えることは、テレビには常に「わかりやすさ」というものが求められるということです。つまり、テレビドラマの作り手がそのストーリーの構築と表現にあたって重視しなければならない要素は、「誰にでも伝わるように作る」ということなのです。近年のテレビドラマは、これを穿き違えているところがあって、だったら台詞で説明すればいい、絵的にそのものを直接見せればいい、と考えている制作者が多いような気がします。

果たして『流れ星』の制作者は、この「わかりやすさ」と「良質なテーマ表現」のバランスをどうやって実現していたのでしょうか。私は、このドラマがやってのけたのは、すべての人が根源的に共有している普遍的な感性に訴えるような表現だったのではないかと考えています。いささか漠然としすぎているので、敢えてこのドラマが表現した感情を具体的に挙げてみます。

・ 人を好きになる気持ち
兄妹が互いを思いやる気持ち
・ その気持ちを容易に表現できないもどかしさ
・ その想いが相手に届いたときの喜び
・ 相手の想いを受け止めたときの喜び ・・・

これらは誰もが人生で経験したことがある普遍的な感情であり、このドラマの制作者はこれらを表現するのに「説明」が必要なはずはないという確信を持ってこのストーリーを構築し、その表現を完成させたのだと思います。つまり、受け止める視聴者の感性を信じたのです。

たとえば、これまでのレビューで取り上げたシーンを振り返ってみても、このドラマの登場人物は、これらの感情を「言葉以外の何か」で表現しており、言葉(=頭)を介していない分だけ、直接的に我々の感性を揺さぶるのです。そしてそれらは普遍的な感情なだけに、なおさら我々の感性に届くスピードは速く、これが「わかりやすさ」につながっているような気がしています。このような表現が実現できた背景には、我々の感じる力を信じてくれた作り手の想いがあったということを私は忘れたくないと思っています。

私が最終回の「白紙のページ」を想像し、読み取らなけらばならないと思い始めたのは、そんな作り手の想いに行き着いたからであり、これはとても有意義な作業になるはずです。そして、この作業は我々が作り手の想いに応えることにもなると思うのです。

ここで言う「白紙のページ」とは、健吾(竹野内豊)が警察に出頭し、梨沙(上戸彩)が健吾との別れを決断してから、二人が再会を果たす最終回のラストシーンまでの1年間のことで、すなわち主人公二人がこの間、どんな気持ちで過ごしていたのか、ということになります。前々回のレビューで、私はこの二人の気持ちを「迷い」と表現したのですが、その迷いがどこから来るものなのかを掘り下げなければ、このドラマの最終回のレビューは完成したことにはならないと思います。

「もういいよ・・・」二人の迷いは、第9話のラストから始まるものです。このときの健吾の決断は、表面的には修一の悪意を逆手に取る痛快なものにも写るかもしれませんが、健吾の心情としては、良心の呵責に耐えかねたというのが正直なところでしょう。誠実な健吾のことですから、修一のプレッシャーがなくても、結局この決断に行き着く可能性はあったと思います。ただ、このときの健吾にとって梨沙の存在はとても大きいものになっており、彼女のことを想うと、その決断が本当に正しいのか、大いに迷ったに違いありません。私は、健吾が梨沙に相談せずに独りで決めたというところに、この苦悩の深さが現れていると思っています。一方で、梨沙は健吾と二人で生きていくことを決意した矢先に、健吾が重大な決断を自分に相談せずに独りで下してしまったことに大いにショックを受けたに違いありません。最終回で梨沙は、落ち着いたら健吾と連絡を取るように神谷に促されますが、すべてに失望したように「もういい・・・」と吐露します。

果たして、健吾と梨沙それぞれの、この時から始まる共通の心情は何なのでしょうか。私は、「自信の喪失」だと考えています。健吾は、あの決断に至るまでに大いに苦悩し、決断した後も本当に自分が下した決断が正しかったのか、答えは見つからなかったのだと思います。そして、自分の決断によって結果的に梨沙を裏切ることになってしまったという事実が、再び梨沙の前に立つのに必要な「自信」を奪ったのだと思います。一方で、梨沙は、健吾が自分に相談してくれなかったことに対して、健吾が本当に自分のことを必要としているのか、わからなくなってしまったのではないでしょうか。健吾の人生を揺るがす重大な決断に彼女の意思がまったく反映されなかったことに、自分は本当に健吾に相応しい人間なのか、「自信」を持てなくなったのだと思います。梨沙の「もういい・・・」は、健吾に対してということもあると思いますが、半分は自分の無力さに対してだったかもしれません。

2010122902.jpg前々回のレビューで触れた二人の「迷い」のベースには、この「自信の喪失」があったのだと思います。健吾は、決して梨沙のことを忘れてはいないけれど、梨沙が自分を許すはずがないと思い込んでおり、梨沙とニアミスした時の表情は、彼女を追いかけたいけれど、やっぱりできないという健吾の「迷い」を象徴するものだったと思います。一方で、梨沙もアクアショップを職場として選んでいる時点で、健吾のことを忘れていないのは明らかで、それでも神谷との会話で梨沙が健吾のことに一切触れないのが、「迷い」ということになると思います。また、アクアショップを職場とし、毎日銀行に入金をしているという梨沙の行為は、健吾とのわずかな接点を求めてのものであり、この梨沙の行為の消極さも「迷い」を象徴するものということになると思います。そして、梨沙は、健吾がまだ自分を必要としてくれているのなら、自分の居場所を探し出し、迎えに来てくれるかもしれないという淡い期待を胸に、この1年間生きてきたに違いありません。

以上のような観点を踏まえて、最終回のラストをもう一度振り返ってみたいと思います。健吾がその迷いを打ち消し、自信を取り戻した瞬間は、やはり梨沙の「それ前に聞いた」という言葉から、梨沙のこの1年間の想いを汲み取った瞬間だと思います。そして、梨沙が迷いを消し、自信を取り戻した瞬間もやはり健吾が自分を迎えに来たと知った瞬間だったと思います。しかし、梨沙はラストシーンで、それが自分の勘違いだったということにも気が付くのです。そう考えると、梨沙が健吾の「一緒に帰ろう」に対して、すぐに返答できなかった理由が見えてくると思います。

「一緒に帰ろう」
「それも前に聞いた」
「帰ろう」
「・・・」
「帰ろう」
「・・・うん」
00000000000000000000000000000000000     「・・・うん」

梨沙は、健吾が通帳を返しに来ただけだと知って、大いに落胆し、再び自信を喪失したに違いありません。だからこそ梨沙は、健吾が発した最初の「一緒に帰ろう」を容易には信じようとせず、「それも前に聞いた」と答えて、健吾の真意を確かめようとしたんだと思います。そして再度の「帰ろう」に対する梨沙の無言は、梨沙の「もう一度だけ確かめたい・・・」という気持ちが反映されていたのではないでしょうか。そして、最後の「帰ろう」を聞いて、ようやく梨沙の顔に安堵の表情が浮かぶのです。

最後に、このドラマの制作者が我々視聴者を信じた結果を象徴する演出に触れておきたいと思います。どうやらこのドラマの脚本にはこのラストシーンの「その後」が存在していたようです。つまり、このドラマの脚本担当者は、このラストシーンで終わることは、表現としては不十分だと考えていたということです。それでは誰がこれをラストシーンとしたのかといえば、宮本理江子監督としか考えられないでしょう。このドラマの最終回が拡大されなかったことを残念に思っている方もいるかもしれませんが、このことは決して尺が足りなかったからという理由ではないということを強調しておきたいと思います。

私は、この宮本監督の判断には、監督のドラマディレクターとしてのキャリアが強く反映されていると考えていて、その20年以上のキャリアの中で培われた「視聴者との間合い」のようなものが確かに存在しているような気がしています。冒頭で述べたとおり、どこまで表現すれば視聴者に伝わるのかというさじ加減は、テレビドラマの制作者にとって、もっとも難しい作業のひとつであり、この加減は作品の質を決定付ける要素ともなりえるものだと思います。宮本監督がこのラストシーンをもってこのドラマを締めくくろうと決断した背景には、視聴者はこのラストからでも十分に「二人のその後」を想像してくれるに違いないという、視聴者の感性を強く信じる気持ちがあったはずです。そして少なくとも、ひとりの視聴者である私は、この判断は間違っていなかったと思っているし、この判断を賞賛しなければならないと思っています。

私はおそらくこれまでに300タイトル以上の連続ドラマを観てきたと思うのですが、大好きなドラマはたくさんあっても、これが一番というものを決めたことはありませんでした。無理やり順位付けをすることも可能なのかもしれませんが、いくつかの名作ドラマについて安易に優劣をつけるという作業はしたくないとも思っています。それでもこの『流れ星』が「一番」と言ってしまいたいという気持ちがあることも否定できないのですが、今すぐにこのドラマの評価を決めてしまう必要はないのかもしれません。このドラマを客観的に評価して、他のドラマと比較したりすることは、1年後でも10年後でもできることなので、今はもう少しこのドラマの世界観に浸っていたいといったところでしょうか。『流れ星』が一番だと言える日はそう遠くないのかもしれませんが、それはこのドラマをもっと時間をかけて噛みしめ、味わい尽くしてからにしたいと思っています。

(了)

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めい

ジャニスカさん、私は、ジャニスカさんの「迷い」のところの文章に一番感動しました。このように人の気持ちがわかるってすごいなあと思います。そして、視聴者の感性を信頼して、あのラストにされたのは宮本監督の選択ではないかと言われる点もとても納得できました。

私はこのドラマがとても大好きでした。日常を生きていく力をもらいました。ジャニスカさんの文章で、その良さがより理解でき、好きなものは好きでいていいというメッセージをいただいでいるように思え、なんかほっとしました。
by めい (2010-12-29 23:51) 

りん

ジャニスカさん、素敵なレビューをありがとうございました。

この数日で、再度第一回から観直しました。そしてあらためて、全く無意味なカットというものがないことに、感動しています。ただきれいなだけとか、ただ迫力これでもかだけとかのカットには、少々辟易しています。なぜこれを撮るのかということを、作り手の側でつきつめて作ってほしいと以前からしばしば思ってきました。台詞(脚本)も同じです。なぜこの言葉なのか、なぜこの時なのかを、作り手が自身の中で明確にして作ってもらいたい。私は昔から、そういう作り手の作品が好きでした。

竹野内豊さんが好きで、このドラマを観始めました。この10年の竹野内さんの出演作は、どれも実に格調高いものになっていると思いますが、今まで白眉は『人間の証明』だとずっと思ってきました。でもここにきて新しい代表作『流れ星』ができあがったことを喜んでいます。台詞で説明することの少ないこのドラマが、彼が本来持っている繊細な演技を活かすことになりました。また宮本理江子さん演出だったことも、竹野内さんの演技が最大限に生かされる条件でした。しかも脇役の皆さんも実力派ばかりで、とても楽しめました。

主役2人が「好きだ」「愛してる」と言わない今時珍しいラブストーリーでしたが、その事実さえ健吾と梨沙の人となりを表していたわけで、素晴らしかったと思います。主役が傍らに自分の話を聞いてくれる人を持っていて何かというと心情を吐露するというのは、ドラマではしばしば見受けられる設定ですが、現実には人間は孤独でそんな相手を持っていない場合が多いものです。
美奈子に「結婚できない」と言ったとき、美奈子さんは「健吾の中ではもう答えが出ているんでしょう」と言っていたけど、あの時点では「答え」の中身は彼の中でもう一つ明確でなかったと思います。そういうことが、このドラマでは実に多かった。「答え」は健吾とともに視聴者も心の中で育てていくのです。現実の生活の中では、同じように「答え」を育てながら人は生きています。
だからこのドラマは見応えがあったのだと思うのです。「無駄にイケメン」な健吾に少しイライラさせられながら、でもこれが健吾なのだと思う瞬間が多かった。一緒に観た息子は幾度も「いい人だなぁ」と感嘆していました。

なんでもかんでも説明し、啖呵をきるドラマが多い中で、人の感情をすくいとってくれるドラマに出会えたことは、大きな喜びでした。そしてその喜びの意味を説明してくださるジャニスカさんのレビューに出会えたことも、嬉しいです。ありがとうございました。


by りん (2010-12-30 15:13) 

maya

 はじめまして
 「流れ星」が久々にいいドラマだった(たいていつまらなく感じて、あまり見続けない)ので、最終回後感動を分かちあえる場を探していてジャニスカ様に出会いました。
 ブログ拝見し、貴方様の深い洞察に感銘いたしました(もっと早く伺っていればよかった)。「流れ星」の解釈を遡って拝読し、思わず健吾の父のお墓シーンを見直して、竹野内さんの演技にも改めて感嘆した次第です。
 表情で魅せられたドラマというのは、私にとっては「愛していると言ってくれ」以来でした。

 最終回の「白紙のページ」は、本当におおいに想像力を掻き立てられ、貴方様のご意見に新たな感慨を覚えました。加えて私自身の納得のために、少し記述させてください。

 9話のラストで、健吾は、純粋に梨沙を悪者にしないため、修一に証拠を売られる前に自分が梨沙「だました」ことにしたと思っていました。そうすれば、詐欺であって、「臓器売買」は成立しませんから。きっとそれが彼女のためだと信じて決断したのだと思います。しかし、自分が捕まれば梨沙を一人にしてしまう。それで出た言葉が、「ごめん」だった。健吾にしてみれば、神谷医師に頼んでいる訳ですから、梨沙は安全な場所にいると思っていたはず。ところが、梨沙は行方をくらましてしまった…。
 一方で梨沙が「健吾と二人で生きていくことを決意した矢先に、健吾が重大な決断を自分に相談せずに独りで下してしまったことに大いにショックを受けた」のは想像がつきます。自分のためにやってくれた行為だとしても、庇われるだけで自分は健吾に必要とされていない、自分は無力だと思ってしまったのでしょう。それで、病院から抜け出した。
 詐欺罪は、相手が訴えなければ成立しない。梨沙が行方不明では、健吾は罪に問われなかったと思います。マスコミは書き立てたでしょうが。
 健吾は、梨沙が行方不明になったことで自分が見切られたと感じたのでしょうか。切なく梨沙の自転車を見つめる健吾が、事件のほとぼりがさめても梨沙を探さず、彼女の勤め先を知っても会いに行かなかったのは、自ら身を隠した梨沙が自分から心が離れたと思っていたからでしょうか。この辺りが一番視聴者にとっては悩ましいところです。でも、梨沙の通帳を見て軽く溜息をついた健吾は、その時梨沙の思いを理解したはずです。
 そして梨沙は、紛れもなく「健吾がまだ自分を必要としてくれているのなら、自分の居場所を探し出し、迎えに来てくれる」と思っていた。店に来たのが健吾と知って必死に追いかけた。
 展望台での梨沙の第1声が「何で来たんだよ」でした(私は一瞬、展望台に来た理由:1年前の約束のことを健吾に言わせたかったのかと思ってしまいました)。
 律儀な健吾なので梨沙の店に通帳を返しに行ったのであって、この時はまだ梨沙を迎えに行ったつもりではなかったのだと、始めの2人のやりとりを見て感じさせられました。
 梨沙としては、健吾が店に来た意図を、自分を探してくれたのかを聞きたかったのでしょう。健吾の返答は梨沙の意に反していた訳ですが、それでも梨沙は逃げることなく、流れ星の話をし、クラゲの話をし、必死で健吾のことを忘れていないと伝えているように見えました。
 その様子を見た健吾が梨沙の変わらぬ思いを確信し、堪えていた自らの思いがこみ上げ、意を決して「帰ろう」×3の言葉がほとばしり出たように思うのです(このドラマならではの名言!)。
 そして梨沙の“健吾が発した最初の「一緒に帰ろう」を容易には信じようとせず、「それも前に聞いた」と答えて、健吾の真意を確かめようとした”というジャニスカ様の解釈には脱帽いたしました。

 いずれにせよ、ラストシーンの2人の表情・間・演出が実に素晴らしい(きつく抱き直した時の竹野内の眉間の皺が…)。心洗われる秀逸なドラマでした。
 ありがとうございました。

by maya (2010-12-31 03:54) 

ジャニスカ

めいさん、ありがとうございます。
私も最初から二人の気持ちが理解できたわけではないんですよ。
これらのレビューを書いている中で知ることができたこともたくさんありました。
書きながら涙があふれてくることも1度や2度ではありませんでした。
この文章を書くことによって、二人の気持ちに近づくことができたのだと思っています。
めいさんにも私の文章を読んで、同じように感じていただけたら本当にうれしいです。

めいさん、「好きなものは好きでいい」に決まってるじゃないですか!
「流れ星」から日常を生きていく力をもらってしまった以上、
我々はこのドラマの素晴らしさを多くの人に伝えていかなければならないと思います。
そんなに大げさに考える必要もありませんが、
少なくとも胸を張って「流れ星」が大好きだと言いましょう!(^○^)/

by ジャニスカ (2010-12-31 10:08) 

ジャニスカ

りんさん、コメントありがとうございます。
りんさんが書かれたことは、私も普段から常に考えていたことです。
ただ、本文に書いたとおり、不特定多数の受け手を想定しなければならないテレビ番組の制作は、元来とても困難な作業であるということも知っておいていただきたいです。現実問題として台詞で説明しなければ伝わらないこともたくさんあると思うのです。一言で言えば「流れ星」というドラマは、映画的手法をテレビに持ち込んだんだと思います。理解してもらうのではなくて、感じてもらうことを重視したのです。そして、それがテレビでも通用するということを証明してくれました。このドラマの成功をきっかけとして、ドラマ製作者の意識は大きく変革したはずです。いや、してもらわなければ困ります。

私は、作り手の良心を信じてこれからもテレビドラマを見守りたいと思います。「流れ星」はまだテレビドラマに絶望するのは早いと思わせてくれました。りんさんもあきらめないでください。あきらめなければ再び「流れ星」のようなドラマに出会えるはずです。

by ジャニスカ (2010-12-31 10:20) 

ジャニスカ

mayaさん、はじめまして!
私の文章を読んで新しい感慨を持っていただけたことは本当にうれしいことです。
私は「白紙のページ」について、必ずしも突き詰めて「納得」しなければならないものだとは思っていませんが、mayaさんが書かれたことについて、ひとつだけ納得できなかったことがあるので、言及させていただきます。

大前提として確認していただきたいのですが、「臓器売買」は、このドラマのテーマ表現のためのツールのひとつであって、テーマそのものではないということです。私はこのドラマの最終回を語る上では、健吾の罪がどのようなものだったのかということはこの際どうでもいいことだと思っています。おっしゃられるように健吾の罪は詐欺罪に近いのかもしれませんが、私はmayaさんのコメントを読むまでそのあたりのことは考えたこともありませんでした。そのあたりのことをはっきりさせなければ気が済まないという方もおられるのかもしれませんが、その結果として、このときの二人の心情に辿り着けなければ、それこそ何の意味がないと思います。私は、二人を取り巻く「客観的状況」を明らかにせずとも、二人の心情を汲み取ることは十分に可能だと思っていました。

>健吾は、梨沙が行方不明になったことで自分が見切られたと感じた

私はmayaさんが書かれたもののうち、この部分だけは違うと思っています。私は、健吾はあの決断を下した時点で、梨沙が自分を許さないとまで考えていたと思っています。梨沙に待っていて欲しいなんて虫のいい話だと考えていたはずです。だからこそ離婚届を提出したのです。なぜなら健吾の決断は「我」を通したものだからです。本文に書いたとおり誠実な健吾は良心の呵責に耐えかねたのであって、それが梨沙を大事にしたいという想いを上回ってしまったんだと思います。だからこそ、梨沙に一言も相談できなかったんだと思うし、梨沙に対する「負い目」ともなっていったのです。

もちろん、これはひとつの解釈であるということを断らなければなりませんが、mayaさんの解釈の一助になればと思います。また、このドラマについての解釈はこれをもって終わりにしたいと思います。これ以上の解釈はそれこそ無粋なものになってしまうし、このドラマを愛する人それぞれが「言葉にせず、感じる」べきだと思っています。

私もこのドラマの感動を多くの人と共有できたことを喜んでいます。こちらこそありがとうございました!

by ジャニスカ (2010-12-31 10:24) 

サンタ

 今年もいよいよ大晦日ですね。 年の終りに素敵なドラマを見る事が出来、ジャニスカさんのブログにめぐり合って本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。 感謝感謝です。

 毎晩犬の散歩をする時に、沢山の家々にともる明かりを見て、「ここへ帰ってくる人々がいる」と何時も何となく暖かい気持ちになるのです。 当たり前のことですが・・。

 「流れ星」の「帰ろう」「一緒に帰ろう」はやはり一番の言葉でしたね。 

 来年もジャニスカさんの色々な視点からの感想を楽しみにしています。 良いお年をお迎えください、そして有難うございました。
by サンタ (2010-12-31 11:24) 

ジャニスカ

サンタさん、こちらこそ同じ想いを共有できてうれしかったです。

「帰ろう」という言葉は美しいですね(^^)。
『流れ星』は私たちが毎日当たり前のように行っていることの大切さに気づかせてくれたんですね。

来年も素敵なドラマに巡り合いたいと思っていますが、とりあえず映画レビューに戻るつもりです。
もちろんレビューを書きたいと思わせるドラマがあれば、書いていきます。
来年もよろしくお願いします。サンタさんも良いお年を~(^o^)/。

by ジャニスカ (2010-12-31 23:31) 

むーにゃ

ジャニスカさん、明けましてあめでとうございます。そして、はじめまして。

『流れ星』大好き仲間から教えてもらって、昨日はじめて訪問しました。放映当初から、こんなに鋭く的を得たレビューを書いている方がいたなんて。昨日まで知らずにいたなんて、遅きに失した感がしておりましたが、全話観終わえてから、こうやって拝見させていただいたほうが、かえって良かったのでは、と思ったりもしています。

特に、演出面からの分析は、単なる(楽しむだけの)一視聴者の私には、新鮮な驚きばかりで、緻密な計算の上になりたつ、当然の結果の感動だったのだと、制作側の皆さんのすごさに感服です。中でも、私が一番感動したのは、ラストの水槽越しの抱き合うシーンでCMに入り、あ~~っ、とため息とともに、観終えた後の充足感に浸っていると、CMあけに、2人の、演技を超えたのではないかと思えるほどの笑顔のシーン。それがなかったら、これほどまでの余韻は襲ってこなかったのでは、と思うのです。感動を二度にわけ、二度目は、観るものに永遠をも感じさせてしまうほどの安心感を与えてくれたのです。拡大なしということで、ある意味不満を感じていた気持ちを、一気に忘れさせてくれました。その後、岡田家に2人一緒に帰る場面が想定されていたようですが、私は、この終わり方のほうが、ずっとずっと余韻を感じさせてくれるものだったと思っています。

ジャニスカさんは、気持ちを切り替えて新年を迎えていらっしゃることだと思いますが、なんとなく、私の気持ちにそぐわなかったものがありましたので、最後に、これだけ言わせてもらっていいでしょうか?

<「それ前に聞いた」は、連続ドラマならではの本当に素晴らしい台詞だったと改めて思います。
健吾が梨沙にクラゲの話をしたのは、水族館でふたりが初めて会ったときですからね。
健吾はいろんな人にクラゲの話をしていたでしょうから、
梨沙に同じ話をしたことを忘れてしまっていたんだと思います。
それだけに健吾は梨沙の「それ前に聞いた」にはドキッ!としたし、
梨沙が1年間どんな想いでいたのかに気が付いたんだと思います。>

ここだけ、ちょっと違うような気がします。私は、健吾は、梨沙にこの話をしたことは、ちゃんと覚えていたと思います。この健吾の言葉のあとに、梨沙は 「そうか、脳がなければいいのか~」 とけだるく言っています。その言葉を聞いて、健吾は、えっというような顔をします。梨沙の虚脱感に関心がいきます。その時の健吾の状態は、まだマリアが倒れる前なので、梨沙のような女性の悲しみや苦しみにも、気持ちが向く状態だったと思われます。
もし、ジャニスカさんの言うように、健吾が梨沙に話した事を忘れていたのなら、手術前の
健吾の部屋での 「まだクラゲになりたいと思ってる?何も考えず、ただ漂っていたい?」「どうだろ~?」の会話には、ならないと思うのです。

余計な事でしたが、なんとなく違和感があったので、あえてコメントさせていただきました。

私は、ジャニスカさんの文章に出会えなければ、こんなに、自信たっぷりに『流れ星』が大好き、今まで見たドラマのなかで一番! と言えなかったかもしれません。このドラマは、臓器売買という、議論の分かれるテーマを主軸に展開される純愛ストーリーです。肝移植の事も、真剣に慎重に扱っていると思いますが、人によっては、それだけで毛嫌いする人もいます。純愛面だけを語り感動したと言っても、そういう方々には、受け入れがたいものがあるのかもしれません。わかる人だけがわかればいい、とも開き直れません。そういうジレンマから、救っていただきました。ありがとうございました。

また、時々訪問させていただきますね。
じゃあ。素敵な2011年を!
by むーにゃ (2011-01-01 09:37) 

ジャニスカ

むーにゃさん、はじめまして!
私のレビューを遡って丁寧に読んでいただいたようで、本当にうれしいです(^^)。
もともと私は、近年のテレビドラマに失望していたから映画のレビューを書くようになったところがあって、それでもドラマのレビューを少しずつ書くようになったのは、ドラマの作り手へのメッセージ的な意味合いもあったのかもしれません。ですので、ドラマについて書いた過去のレビューは酷評が多いです(^^;。

この『流れ星』についても初期のレビューにはそういう意識が反映されていて、直感的に書いていた部分もあってちょっと後悔しています。これほどのドラマになるとは思ってもみないことだったので・・・。私も読み返してみたのですが、このドラマの作り手がそうだったように、もっと早くから真摯にこのドラマに向き合うべきだったと思っています。そう思わせてくれたのが第5話の健吾の父親の墓前のシーンで、あんなに複雑な感情を何の小細工もなしに撮っていることに本当に衝撃を受けたんです。それでもしっかりと伝わってくる。このドラマがやってることはすごいぞと・・・。

演出なんてもしかしたら知らなくてもいいことなのかもしれませんが、私は作り手の考え方や想いを汲み取ることがその映画やドラマが表現しているテーマを正確に把握する近道になると考えています。また、私はこのブログを通じて作り手の意図を汲み取って紹介することで、彼らの仕事がどういうものなのかを多くの方に知っていただき、「プロの仕事」に驚嘆し、敬意を払ってもらいたいと思っていました。むーにゃさんをはじめ、多くの方のコメントから、この『流れ星』のレビューを通じて、ドラマを作っている人たちの想いを伝えることができたんだと初めて実感しています。

私も最終回の最後のCM明けの提供バックの絵は、それだけで我々の気持ちを充足させてくれる素晴らしい映像だったと思っていました。やはり多くの方が同じように感じたんですね。最後に二人の自然な笑顔を観ることができて大満足ですよね。それで思い出したのですが、本文に書けなかったことがひとつだけあります。ラストシーンで梨沙が健吾のほっぺにキスをしますよね。推測ですが、あれはアドリブだと思うんです。上戸彩ちゃんのアドリブというわけではなくて、宮本監督が事前に彩ちゃんに耳打ちしたんじゃないかと想像しています。正直、彩ちゃんは大事な大事なラストシーンでそんなアドリブができるほどの余裕はないはずで、竹野内豊さんの性格をよく知っている宮本監督が、彩ちゃんが台本にないキスをしたら、竹野内豊さんの自然な笑顔を引き出せると考えたんじゃないでしょうか。実際、驚きとも照れともとれる竹野内さんの素敵な笑顔が映っていました。このあたりも作り手の意図を知ろうとする姿勢の中で生まれる楽しい想像だと思います(^^)。

ご指摘のとおり、健吾も初めて梨沙と出逢った時のことを大事に胸に刻んで生きてたんだと思います。私は梨沙の「それ前に聞いた」から直感的に第1話の二人の会話を思い出しました。だから健吾もそうなんだと思いました。私はまだこのドラマを最初から見直すという作業をできずにいるのですが、改めて見直すことで理解し、感動することもたくさんありそうですね。

私は、あまり他者の評価に触れずにレビューを書くようにしているので、このドラマに対する批判を具体的に存じ上げないのですが、臓器売買の是非を問うようなドラマならその描き方について批判も甘んじて受けるべきだと思いますが、このドラマはそもそもラブストーリーですから、あまりその点にこだわるのはナンセンスではないかと思っています。テレビの一番いいところは簡単に「見ない」という選択をできるところですから、自分に合わないと思ったら観なければいいだけのことだと思います。それでも批判する人がいたら、その方は「批判することが目的」の人ですから、論破するのもバカらしいと思います。私は開き直ればいいんだと思います。このドラマの良さがわからない悲しい人がいるんだと。最後に毒づいちゃいましたかね、、、(^^;

自信たっぷりに『流れ星』が好きだと大きな声で言いましょう!
またのご来訪お待ちしています(^ー^* )。
by ジャニスカ (2011-01-01 22:15) 

超大阪人

あけましておめでとうございます!

「流れ星」レビュー、淋しいですけどいよいよファイナルですね。

健吾・梨沙それぞれの「自信」のなさ、自分も全く同感です。
追いかけたい、会いたい気持ちは張り裂けるほどあるんでしょうが、でもどう接したらいいのか、いや、そもそも接してもいいんだろうかという二人の思いが画面の随所から伝わってきて、何度背中を押してあげたい気持ちに駆られたことか・・・。
既存のドラマにありがちな、ワザとらしい誤解やすれ違いではなく、心情としてのもどかしさ。それを必要最低限の状態で表現していく・・・、この作品の真骨頂ですね。

自分も5話の健吾の墓前シーン、衝撃を受けました。
主人公が1カットで長台詞を朗々と喋るなどという演出は、「よくまあ、長いのを覚えましたね」という驚嘆こそあっても、それ以上の感動があることはなかなかなかったのですが、これはそれとは対極の演出で、台詞はなく動きも僅かで、役者の表情・間・息使い、それだけで主人公の歩んできた背景・葛藤等の様々な感情の流れを表現している、過去にあまり例のない名シーンだと思います。
こんなことをやってのけるのも、役者と演出の信頼の深さからなのでしょうね。

またこんな心揺さぶられる作品に出会いたいな。
そしてジャニスカさんのレビューを拝見して奥行きを深くすることを愉しみたいな。

by 超大阪人 (2011-01-02 09:24) 

ジャニスカ

超大阪人さん、あけましておめでとうございます。
私のレビューに最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
私は『流れ星』のようなドラマにそうそう出会えるとは思っていませんが、
まだまだテレビドラマに失望するのは早いと思わせてくれました。
いいドラマに出会えればおのずとレビューを書くことになると思います。
そんなドラマが再び現れることを期待して待ちましょう!
by ジャニスカ (2011-01-03 19:24) 

テンコ

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
「流れ星」を観て、ジャニスカさんのレビューを読むことができなかったら、ただ、いいドラマだったな~と思っただけだったかもしれません。
ジャニスカさんのおかげで、このドラマがいかに優れているか、どういう点が素晴らしいのか、を深く知ることができました。
Yahho!のテレビ、みんなの感想欄を読んでみましたが、「健吾はなんて勝手な男だろうか、理解できない」と怒っている人がいて驚きました。
彼の男らしい責任の取り方であり、梨沙を守るための最大の行動だったのに。
一年間、連絡できなかったのは、彼女がまだ自分を思ってくれてるだろうか?嫌われているかもしれないと自信を失っていたからこそ、連絡できなかったのでしょう。梨沙が戻って来てくれれば…と祈りながら、待っていたんでしょう。
観る側の想像力がないとダメなドラマだったのかもしれません。
健吾って高倉健のような男ですね(笑)(あくまでイメージですけど…寡黙で心優しい)

本当に余計なものがなく、すっきりしたドラマでありながら、深い余韻の残る素晴らしいドラマでした。
ジャニスカさんのようにたくさんのドラマや映画をご覧になっている方が、今までで、一番のドラマではないか、と言わしめるドラマだったとは!驚きであり、出会えたことに喜びを感じています。
by テンコ (2011-01-06 23:50) 

ジャニスカ

テンコさん、年末年始はどうされているかと思っていました。
お正月は「初富士」だったんですね(^^)。

私もレビューを書くことでこのドラマの良さを深く知ることができたと思っています。
感じたことを文章化する作業の重要さを強く実感しました。

いろんな見方があるのは当然としても、
想像力を働かせることなく簡単に「理解できない」と言ってしまうのは、
とてもレベルの低い視聴者だと思います。
良質のドラマは、視聴者の質も選別する、
これからのテレビドラマはそういう部分があってもいいと思います。

まだ「一番」とは言ってないんですけど、言ったようなもんですよね(^^;。
たくさんドラマを観てきたと言っても、内容についてはほとんど記憶に残っていないドラマも少なくないのですが、
『流れ星』は確実に心に刻まれ、折に触れて思い出すようなドラマということになると思います。
いいドラマとはそういうものでしょう。
by ジャニスカ (2011-01-07 20:21) 

OLIVE

ジャニスカさん
はじめまして☆
こちらを教えてもらい…最初から読ませてもらいました。ドラマ大好きな私は、特にフジテレビですが(笑)ワクワクしながら時には涙でウルウルしながら読み切りました。深い分析で「うーん。すごーい。そうそう。なるほど~」と楽しませていただきました。
私の好きなドラマは「妹よ」「ピュア」「プライド」「HERO」「SP」「サプリ」「プロポーズ大作戦」「バージンロード」
どの作品も選べない位なんですが…「流れ星」は断トツでした…今でもしつこい位に竹野内豊さんと上戸彩さんの演技に浸ってます。
こんなに深く熱く語る方のblogに出会って嬉しいです。かなり文章が支離滅裂で興奮状態です、すみません
by OLIVE (2011-01-08 00:44) 

ジャニスカ

OLIVEさん、はじめまして!
私も最良の言葉を丁寧に選んで文章を書くように心がけていますので、
最初から丁寧に読んでいただけたことは本当にうれしいことです(^^)。

OLIVEさんがお好きなドラマは私も大好きなドラマばかりです。
特に和久井映美さんのドラマはどれも名作ですね。
ちなみに和久井映見さん連ドラ初主演の「夏子の酒」はご覧になられたことはありますでしょうか?
このドラマの演出を手がけていたのが、「流れ星」の宮本理江子監督で、
私が宮本理江子さんのお名前を初めてはっきりと認識した作品です。
今思えばこの当時から俳優さんのお芝居をしっかり撮ってくれる監督でした。
また、和久井映見さんはこのドラマをきっかけに女優として大きく飛躍していきました。

監督つながりで作品を観てみるのも面白いと思います。
DVDも出ているようなので、是非ご覧ただきたい作品です。
また、気軽にコメントお寄せください!
好きなドラマのお話ができることはとてもうれしいことです(^^)。

by ジャニスカ (2011-01-08 20:52) 

saco

始めまして、「流れ星」のレビューを一気に拝読させていただきました。
自分が漠然と感じ取っていた事が、文章として明確に綴られていると、なるほどと納得しました。そこまで深いんだと感心しました。これまでになく引き込まれたドラマの技術的な側面、良さの根拠を知ることができました。この作品の持つ非常にデリケートで緻密な表現を楽しみました。見る力というものがあれば、ますます深く楽しめるのだという事をこのレビューで知ることができました。いい作品なんですね。そんな作品とそれを確認できたこのレビューに感謝いたします。ありがとうございました。
もう一度最初からドラマを見直してじっくりと楽しみます。
by saco (2011-01-10 10:42) 

ジャニスカ

sacoさん、はじめまして!
最初から丁寧に読んでいただき、本当にうれしいです(^^)。

「流れ星」のレビューで書いたことは、この作品がストーリーにしても演出にしても緻密な計算の元に作られているからこそ可能な解釈であり、文章だったと思っています。特にこの(10-3)で書いたことは、最終回のラストシーンから逆算して解釈した部分が大きくて、このドラマの緻密なストーリー構成をつぶさに感じることができる部分だと思います。

最終回における「空白の1年間」というのは脚本執筆のセオリーとしてはタブーなのかもしれませんが、ただ単に便宜的に時間を飛ばしたのではなく、ストーリ上必要不可欠な「白紙」であるところがこの脚本の素晴らしい仕事だと思います。この1年間の二人の感情がしっかり存在しているからこそあの感動のラストシーンが生まれたんだと思っています。

何度でも、また何年後でも楽しめるドラマです。
また、観る度に違った感動が生まれるようなドラマだと思います。
そして、そんなドラマを我々に届けてくれたこのドラマの作り手をもっと賞賛して頂きたいと思っています。
by ジャニスカ (2011-01-10 22:11) 

ruri

こんばんわ。流れ星レビューを検索していて男性としての目線からの、感性が感じられて、一気に拝見してしまいました。
私は女性ですが、いろいろな視点でみると楽しいですね。

流れ星も、とっても好きなドラマですが、
竹野内さんのドラマの中では、「WITH LOVE」が一番好きです。
田中美里さんも大好きなので、メインキャスト4人の視点から、何度も観たりして・・・
ここ十年で50回くらい観ています。(ちょっと見過ぎでしょうか?)
伴さんのサイトの脚本と見比べながらww
脚本とドラマがちょっと違ってるところがあったりして、楽しいです。^^

竹野内さんの容姿がいいとかそういうのは抜きにして。
本も緻密で、ストーリーがしっかりして、最後には元気になれるドラマです。

当時は世間では、退屈なドラマだったのかもしれません。キムタク黄金時代ですし・・・
でも、今になってみると、丁寧に作られてるドラマだなぁ、、と。
今だったら、予算とかの関係で、この場面は手抜きをされるのかな、、とかいろいろ考えながら観ています。

もしご覧になっていなくて、機会があれば、ご覧になって、レビューを書いていただけたら、
とっても嬉しいです。

by ruri (2012-06-18 01:05) 

ジャニスカ

ruriさん、はじめまして。
長文お読みいただきましてありがとうございました。

「WITH LOVE」は本放送で観ました。
再放送で観た記憶がないので、私が観たのはおそらくその1度きりになります。
実はすでにレビューというほどのものではありませんが、
このドラマについて書いた文章がありますのでこちらもお読みいただけたら嬉しいです。
http://e97h0017.blog.so-net.ne.jp/2011-09-20

50回というのはすごいですね。
そんなに愛されているなんて、このドラマの作り手も喜んでいると思います。
それにそういう思い入れのあるドラマをお持ちだということを羨ましくも思います。
伴一彦先生のドラマは今も昔もとても緻密で完成度が高いですよね。
「流れ星」にも伴先生の影響を感じたし、成功の影にベテラン脚本家ありと言ったところでしょう。

「WITH LOVE」は、私の放送当時の記憶では、
必ずしも「退屈なドラマ」とは思われていなかったような気がします。
単純に「二人はどうなるんだろう」といい盛り上がり方をしていたと記憶しています。
木村さんのドラマに比べたら視聴率はうんと低く見えるかもしれませんが、
このドラマは観た者の記憶に確実に刻まれているこの時代を象徴する名作のひとつだと思います。

予算の都合はどんな番組にも付き物ですが、このドラマのスタッフを見る限り、
少なくともソフト面での「手抜き」というのはなかったような気がしています。
このドラマのチーフディレクター・本間欧彦監督は、
どちらかといえば数字より質に定評があった敏腕プロデューサー兼ディレクターでした。
両方やる人はフジテレビでは珍しいんですよ。今はすごい偉い人になっています。

もう一度観たいですけどね。DVDが出てないし、そうそう機会はありそうもないです。
BSフジの枠でそのうち再放送されるような予感はあるんですけど、
そのとき感じるものがあれば改めて言及してみたいと思います。
他のレビューもお読みいただけたら嬉しいです。ご来訪&コメントありがとうございました。

by ジャニスカ (2012-06-18 04:45) 

kei

ジャニスカさん、こんにちは。

[流れ星]、今日7/4~フジテレビで再放送始まりました。
このドラマ、大好きなので楽しみです。
ジャニスカさんのレビューを振り返りながら
見たいと思います!(^^)/
by kei (2014-07-04 15:52) 

ジャニスカ

keiさん、こんにちはー。また訪れていただけて嬉しいです。
再放送始まりましたね。今、冒頭だけ観たところです。やっぱりいいですね、このドラマ。
私はすぐに全部観られるかわからないんですけど、ぜひまた楽しんでください。
私のレビューがお役に立てば嬉しいです。
ブログ、サボってますが、気が向いたらまたコメントください。。。

by ジャニスカ (2014-07-04 21:06) 

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